投資モデル

Investment Model · 社会心理学 / 相互依存理論の系譜

何を言っている理論か

関係を続ける力(コミットメント)は、満足度 + 投資量 − 代替の質 で決まる。コミットメントが高い人は、他の選択肢を無意識に低く評価する(代替の切り下げ)。

心理学のどこにあるか

Thibaut & Kelley (1959) の相互依存理論が出発点。「満足度」と「代替の質」はそこから直接引き継いだ概念で、Rusbult が「投資量」を足してコミットメントの予測モデルに拡張した。恋愛だけでなく、仕事や組織へのコミットメントにも同じ枠組みが使われている。

研究の性質と注意

52研究・60標本・11,582名のメタ分析で、この3変数がコミットメントの分散のおよそ3分の2を説明した。相関がもっとも強いのは満足度。恋愛以外(仕事へのコミットメントなど)にも当てはまるが、恋愛のほうが当てはまりは強い。

恋愛の俗説を、心理学の原典まで遡って確かめています。
根拠の強さを書けない主張は、このサイトでは扱いません。