身体的魅力
Physical Attractiveness · 社会心理学 / 対人魅力の古典
何を言っている理論か
初対面に近い場面では、身体的魅力が「また会いたい」をもっともよく予測する。
研究の性質と注意
ダンスパーティで相手を無作為に組み合わせた実験で、事前に測った性格や能力ではなく身体的魅力が予測した。ただし一回きりの短時間の出会いという条件であり、関係が続く段階の予測ではない。
この理論の主要な研究(2本)
- 通過儀礼と集団評価(実験・1959)
重い通過儀礼を経た条件の参加者が、同じ討論をもっとも高く評価した。払ったコストに合わせて評価が動く。
Aronson, E., & Mills, J. (1959). The effect of severity of initiation on liking for a group. Journal of Abnormal and Social Psychology, 59(2), 177–181. - 身体的魅力の効果(実験・1966)
事前に測った性格や能力ではなく、身体的魅力がもっともよく予測した。
Walster, E., Aronson, V., Abrahams, D., & Rottmann, L. (1966). Importance of physical attractiveness in dating behavior. Journal of Personality and Social Psychology, 4(5), 508–516.
この理論を使っている悩み(3件)
- モテは一本の序列で決まるのか 弱い
人が惹かれる理由は複数あって、1本の順位にまとめる根拠はない。 - 見た目がいいと、中身までよく見えるのか 強い
ある側面の評価が、無関係な他の側面の評価に波及し、本人はそれに気づかない。 - みんな、自分より上を狙っているのか そこそこ
配偶市場には望ましさの順位構造があり、人は自分より上へ送る傾向がある。