出会いの経路の変化
全国調査(実データ)・2019年・PNAS
この研究は何をしたか
米国の全国標本を使い、カップルがどこで出会ったかの経路が時代とともにどう変わったかを追った。
何が分かったか
オンラインで出会う割合が伸び続け、2013年ごろに友人の紹介を上回って最大の経路になった。友人・家族・職場を経由する経路はいずれも減っていた。
読むときの注意
米国のデータであり、日本にそのまま当てはまるとは限らない。出会いやすさの話であって、関係の続きやすさの話ではない。
この研究が置かれている文脈
出会いを個人の魅力の問題として語る議論に、市場の構造という視点を入れる材料になります。誰と出会えるかは、本人の努力より経路の変化に大きく左右されてきた、というのがこのデータの含意です。
この研究が根拠になっている悩み(1件)
- いい出会いは、どこから来るのか そこそこ
出会いは個人の魅力だけでなく、人間関係の構造と経路の変化に左右される。
関係する理論
- 出会いの経路の変化(社会学 / 人口学)
カップルがどこで出会うかは時代とともに変わり、オンラインが最大の経路になった。
同じ話題で参照している研究
書誌情報
Rosenfeld, M. J., Thomas, R. J., & Hausen, S. (2019). Disintermediating your friends: How online dating in the United States displaces other ways of meeting. Proceedings of the National Academy of Sciences, 116(36), 17753–17758.