弱い紐帯の強さ
理論・実証・1973年・American Journal of Sociology
この研究は何をしたか
人と人のつながりの強さと、情報がどこから届くかの関係を、転職の経路の調査をもとに論じた。
何が分かったか
新しい情報は、親しい相手よりも、たまに会う程度の相手から届くことが多かった。親しい相手同士は同じ情報源を共有しているため。
読むときの注意
扱ったのは転職と情報の伝播であって、恋愛の出会いではない。社会学の理論であり、恋愛への適用は解釈にあたる。
この研究が置かれている文脈
社会学でもっとも引用された論文のひとつです。恋愛の文脈では「出会いは身内より外から来る」という形で使えますが、それはこの論文の主張の応用であって、検証された結論ではありません。
この研究が根拠になっている悩み(1件)
- いい出会いは、どこから来るのか そこそこ
出会いは個人の魅力だけでなく、人間関係の構造と経路の変化に左右される。
関係する理論
- 弱い紐帯の強さ(社会学 / ネットワーク研究)
新しい情報や機会は、親しい相手よりも、たまに会う程度の相手から届きやすい。
同じ話題で参照している研究
書誌情報
Granovetter, M. S. (1973). The strength of weak ties. American Journal of Sociology, 78(6), 1360–1380.