単純接触効果

Mere Exposure Effect · 社会心理学と認知心理学の境界 / 感情研究

何を言っている理論か

繰り返し接触するだけで、対象への好意度が上がる。

心理学のどこにあるか

Zajonc はこの効果を足がかりに「感情は認知に先行しうる」と主張し、1980年代に Lazarus との間で有名な論争になった。つまりこの効果は、恋愛の技術というより「好きという感覚がどこから来るのか」という感情研究の文脈にある知見です。

研究の性質と注意

208の実験をまとめたメタ分析で効果量 r = .26。心理学の知見としてはかなり頑健。ただし9〜10回程度で頭打ちになり、それを超えると好意がむしろ下がりうる(上限のある効果)。

この理論を使っている悩み

恋愛の俗説を、心理学の原典まで遡って確かめています。
根拠の強さを書けない主張は、このサイトでは扱いません。