自己開示と好意
Self-Disclosure and Liking · 社会心理学 / 親密性研究
何を言っている理論か
打ち明けることと好かれることの間に、3方向すべてで正の関連がある。
心理学のどこにあるか
自己開示の研究は1960年代から続いており、打ち明けることが関係を進めるという発想は早くから共有されていた。関係が浅い話題から深い話題へ進むにつれて親密になる、という段階モデルもその時期に出ている。この論文は、そこまでに積み上がった実証研究を統合して、開示と好意の関連が3方向すべてに成り立つことを整理したものです。
研究の性質と注意
開示する人は好かれ、好きな相手には開示し、開示した後は相手をより好きになる。ただし文脈に合わない過剰な開示は逆効果になりうる、という条件がつく。
この理論の主要な研究(2本)
- 自己開示と好意のメタ分析(メタ分析・1994)
3つの方向すべてで正の関連が確認された。開示する人は好かれ、好きな相手には開示し、開示した後は相手をより好きになる。
Collins, N. L., & Miller, L. C. (1994). Self-disclosure and liking: A meta-analytic review. Psychological Bulletin, 116(3), 457–475. - 愛着の型と、恋人の行動の読み方(質問紙研究(2研究)・1996)
とらわれ型(不安が強い)の人は出来事をより否定的に説明し、強い動揺と衝突につながりやすい行動を報告した。回避型の人も否定的に説明したが、動揺は報告しなかった。行動の差は説明の仕方と動揺によって媒介されていた。
Collins, N. L. (1996). Working models of attachment: Implications for explanation, emotion, and behavior. Journal of Personality and Social Psychology, 71(4), 810–832.
この理論を使っている悩み(1件)
- 打ち明けると好かれるのか 強い
打ち明けることと好かれることの間に、3方向すべてで正の関連がある。開示する人は好かれ、好きな相手には開示し、開示した後は相手をより好きになる。