自己開示と好意のメタ分析
メタ分析・1994年・Psychological Bulletin
この研究は何をしたか
打ち明けることと好かれることの関係を扱った研究を統合し、3つの方向(開示する人は好かれるか/好きな相手に開示するか/開示すると相手を好きになるか)に分けて検討した。
何が分かったか
3つの方向すべてで正の関連が確認された。開示する人は好かれ、好きな相手には開示し、開示した後は相手をより好きになる。
読むときの注意
適切さの条件がある。文脈に合わない過剰な開示は逆効果になりうることも指摘されている。
この研究が根拠になっている悩み(1件)
- 打ち明けると好かれるのか 強い
打ち明けることと好かれることの間に、3方向すべてで正の関連がある。開示する人は好かれ、好きな相手には開示し、開示した後は相手をより好きになる。
関係する理論
- 自己開示と好意(社会心理学 / 親密性研究)
打ち明けることと好かれることの間に、3方向すべてで正の関連がある。
同じ話題で参照している研究
- 36の質問(実験・1997)
相互的で段階的な自己開示によって、初対面の相手との親密さが短時間で上がった。 - 愛着の型と、恋人の行動の読み方(質問紙研究(2研究)・1996)
とらわれ型(不安が強い)の人は出来事をより否定的に説明し、強い動揺と衝突につながりやすい行動を報告した。回避型の人も否定的に説明したが、動揺は報告しなかった。行動の差は説明の仕方と動揺によって媒介されていた。
書誌情報
Collins, N. L., & Miller, L. C. (1994). Self-disclosure and liking: A meta-analytic review. Psychological Bulletin, 116(3), 457–475.