カメレオン効果
Chameleon effect · 社会心理学 / 非意識的な模倣
何を言っている理論か
人は意識しないまま相手のしぐさや姿勢をまねており、まねられた側は相手を好ましく感じる。
心理学のどこにあるか
見ることと動くことが脳の中でつながっている、という当時の議論から出てきた。相手を知覚するだけで同じ行動が起こりやすくなる、という自動性研究の系譜にあります。ミラーリングという恋愛テクニックは、この研究を後ろ盾にしています。
研究の性質と注意
まねが自然に起きることと、まねると好かれることは別の主張です。前者は広く確認されていますが、後者については統合的な検証が確立していません。意図してまねた場合に同じ結果になるかも、この研究からは言えません。
この理論の主要な研究(1本)
- カメレオン効果(実験(3研究)・1999)
人は意識しないまま相手のしぐさをまねていた。まねられた側は、相手をやや好ましく感じ、やりとりが滑らかだったと評価した。
Chartrand, T. L., & Bargh, J. A. (1999). The chameleon effect: The perception–behavior link and social interaction. Journal of Personality and Social Psychology, 76(6), 893–910.
この理論を使っている悩み(2件)
- 相手をまねると、好かれるのか そこそこ
模倣は自然に起きる。模倣が好意を生むかは、条件も大きさも定まっていない。 - 言葉づかいが揃うと、関係は続きやすいのか そこそこ
機能語の使い方の一致度が、関係の始まりと継続と関連する。