バーナム効果

実演・実験・1949年・Journal of Abnormal and Social Psychology

この研究は何をしたか

学生に性格検査を受けさせ、一週間後にその結果だとして性格の記述を渡し、当たっている度合いを評価させた。

何が分かったか

平均で5点満点中4.26と高く評価された。渡された記述は全員に同じもので、占いの本から集めた一般的な文章だった。

読むときの注意

授業内の実演として行われたもので、標本は39名。ただし現象自体はその後くり返し確認されている。

この研究が置かれている文脈

誰にでも当てはまる曖昧な記述を、自分だけに当たっていると感じる現象の出発点です。占いや性格診断の説得力の大部分がここで説明されます。このサイトの診断も同じ仕組みの上に乗っているので、結果の受け取り方に注意が要ります。

この研究が根拠になっている悩み(1件)

関係する理論

  • バーナム効果(社会心理学 / 自己認識と説得)
    誰にでも当てはまる曖昧な記述を、自分だけに当たっていると感じてしまう効果。

同じ話題で参照している研究

  • 確証バイアス(レビュー・1998)
    意図的にえこひいきしているのではなく、無自覚に起こる。仮説を先に持つと、それを支持する証拠だけが目に入るようになる。

書誌情報

Forer, B. R. (1949). The fallacy of personal validation: A classroom demonstration of gullibility. Journal of Abnormal and Social Psychology, 44(1), 118–123.
恋愛の俗説を、心理学の原典まで遡って確かめています。
根拠の強さを書けない主張は、このサイトでは扱いません。