ひとりだと感じる

分かってもらえていない気がする。

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「人といても、ひとりだと感じる。」
孤独感は、まわりに人がいるかどうかとは別のものとして扱われています。
研究で扱われる孤独は、実際に何人と会っているかではなく「つながっていないと感じているか」のほうです。この二つは別々に測られ、別々に健康と結びつきます。人といても孤独を感じるのは、矛盾でも異常でもありません。
この話のもと

Cacioppo & Cacioppo (2014)

「つらいときに支えてくれない人だと思ってしまう。」
支えは、つらいときだけの話ではありません。良い報告への返し方のほうが、関係の質をよく当てました。
支えの研究は長らく「悪い出来事にどう寄り添うか」に集中していました。良い出来事を報告されたときの反応を見た研究では、一緒に喜んで話を広げる返し方が関係の質と結びついていました。慰めてくれるかどうかだけで測ると、見落とすものがあります。
相関を含むため、因果の断定はできません。
この話のもと

Gable ら (2004)

この話を詳しく いい報告をされたとき、どう返すか →
「自分のことを話すのが怖い。重いと思われそうで。」
打ち明けることと好かれることの間には、3方向すべてで正の関連が確認されています。
打ち明けた人は好かれ、好きな相手には打ち明け、打ち明けたあとは相手をもっと好きになる。この3つがそろって確認されています。話すことが関係を遠ざける、という方向の一般的な結果ではありません。
この話のもと

Collins & Miller (1994) のメタ分析

この話を詳しく 打ち明けると好かれるのか →
「そっけなくされた。嫌われたに違いない。」
近づきたい気持ちが強いときほど、態度が固くなることがあります。
フラれる可能性がある場面では、「近づきたい」と「傷つきたくない」が同時に働きます。自己防衛が勝つと、そっけない態度として外に出ます。同じ行動が、好意からも無関心からも出るので、これだけでは判別できません。
この話のもと

Murray, Holmes & Collins (2006)

この話を詳しく 「好き避け」は本当にあるのか →
恋愛の俗説を、心理学の原典まで遡って確かめています。
根拠の強さを書けない主張は、このサイトでは扱いません。