社会的つながりと寿命
Social integration and mortality · 健康心理学 / 疫学
何を言っている理論か
人とのつながりが強い人ほど、その後の生存の見込みが高いという関連。
心理学のどこにあるか
社会的なつながりと健康の関係は、1970年代の疫学調査から一貫して報告されてきた。この統合はその蓄積を1本にまとめたもので、148研究・308,849名という規模はこの領域で最大級です。
研究の性質と注意
つながりの中身は友人・家族・地域を含み、恋愛関係に限らない。「恋人がいないと寿命が縮む」という話ではない。 観察研究の統合であり、因果を確定するものでもない。この知見を交際をすすめる根拠に使うのは、対象の取り違えになる。
この理論の主要な研究(1本)
- 社会的つながりと死亡リスク(メタ分析・2010)
つながりが強い人は、生存する見込みが約50%高かった。この差の大きさは、喫煙など確立した危険因子と並ぶ水準だった。
Holt-Lunstad, J., Smith, T. B., & Layton, J. B. (2010). Social relationships and mortality risk: A meta-analytic review. PLoS Medicine, 7(7), e1000316.
この理論を使っている悩み(1件)
- ひとりでいるのは、体に悪いのか 強い
社会的なつながりの強さと、その後の生存には一貫した関連がある。