ハロー効果
Halo effect · 社会心理学 / 対人知覚
何を言っている理論か
ある一点の印象がよいと、無関係な他の面までよく見えてしまう効果。
心理学のどこにあるか
言葉自体は1920年代の人事評価の研究に遡る。この論文の貢献は、影響を受けた本人がそれを自覚できないことまで実験で示した点にあります。身体的魅力の研究や第一印象の研究と直結する位置にあります。
研究の性質と注意
効果そのものは繰り返し確認されている。重要なのは向きで、「見た目がいいと中身までよく見える」だけでなく、態度が温かいと外見までよく見えるという向きにも働く。自覚できない以上、意識して打ち消すのは難しい。
この理論の主要な研究(1本)
- ハロー効果(実験・1977)
温かい講師を見た人は、外見やしぐさまで好意的に評価した。参加者は自分の評価がそこに影響されたことに気づいていなかった。
Nisbett, R. E., & Wilson, T. D. (1977). The halo effect: Evidence for unconscious alteration of judgments. Journal of Personality and Social Psychology, 35(4), 250–256.
この理論を使っている悩み(1件)
- 見た目がいいと、中身までよく見えるのか 強い
ある側面の評価が、無関係な他の側面の評価に波及し、本人はそれに気づかない。