確証バイアス
Confirmation Bias · 認知心理学 / 推論の歪み
何を言っている理論か
すでに持っている考えを支持する情報を選んで集め、反する情報を軽く扱う。
心理学のどこにあるか
1960年代の推論研究が出発点。Wason が、人は自分の仮説を確かめる証拠ばかり探して反証を探さないことを課題実験で示した。そこから認知バイアス研究が広がり、この論文はその蓄積を1本にまとめたレビューにあたる。恋愛の理論ではなく、人が仮説を検証するときの一般的な癖の話です。
研究の性質と注意
意図的なえこひいきではなく無自覚に起こる。「脈あり」という仮説を先に持つと、それを支持する証拠だけが目に入るようになる。
この理論の主要な研究(1本)
- 確証バイアス(レビュー・1998)
意図的にえこひいきしているのではなく、無自覚に起こる。仮説を先に持つと、それを支持する証拠だけが目に入るようになる。
Nickerson, R. S. (1998). Confirmation bias: A ubiquitous phenomenon in many guises. Review of General Psychology, 2(2), 175–220.
この理論を使っている悩み(2件)
- 「脈あり」を探すと、必ず見つかる 強い
先に仮説を持つと、それを支持する情報だけが目に入るようになる。無自覚に起こる。 - 性格診断は、なぜ当たっていると感じるのか 強い
誰にでも当てはまる記述を、人は自分に固有のものとして受け取る。