認知-感情処理システム
CAPS · パーソナリティ心理学
何を言っている理論か
人格を「特性の量」ではなく「状況によって発動する if-then のパターン」として捉える枠組み。
心理学のどこにあるか
1968年に Mischel が「性格特性から行動はあまり予測できない」と指摘し、人格心理学は長い論争に入った。その論争に対して Mischel 自身が出した答えがこの枠組み。人格は状況をまたいで一定なのではなく、「どの状況で何が起きるか」のパターンとして一定である、という捉え直しです。
研究の性質と注意
拒絶感受性のような構成概念はこの中に位置づけられる。「性格が弱い」ではなく、特定の状況で起動する処理の癖として定義されている。
この理論の主要な研究(1本)
- 認知-感情処理システム(理論・1995)
拒絶感受性のような構成概念は、この枠組みの中に位置づけられる。「性格が弱い」ではなく、特定の状況で起動する処理の癖。
Mischel, W., & Shoda, Y. (1995). A cognitive-affective system theory of personality. Psychological Review, 102(2), 246–268.
この理論を使っている悩み(2件)
- 「好き避け」は本当にあるのか 強い
「近づきたい」と「傷つきたくない」が競合し、自己防衛が勝った状態として説明できる。 - 自信は、本当に効くのか そこそこ
自己評価は関係の維持に効く。ただし「フリ」で他の選択肢できる証拠はない。