性の二重基準
メタ分析・2020年・Personality and Social Psychology Review
この研究は何をしたか
同じ性的な振る舞いが、男性と女性で違う評価を受けるか(性の二重基準)を扱った99研究・123,343名を統合した。
何が分かったか
男性の活発な性行動のほうが、期待されやすく、肯定的に評価されやすいという伝統的な二重基準の存在が確認された。
読むときの注意
評価や期待という社会的な認知を測ったものであり、当人たちの内的な欲求の差を示したものではない。
この研究が根拠になっている悩み(1件)
- 同じ行動が、男女で違う評価をされる 強い
同じ性的な振る舞いが、男性と女性で違う評価と期待を受ける。統合された証拠がある。
関係する理論
- 性の二重基準(社会心理学 / ジェンダー規範)
同じ性的な振る舞いが、男性と女性で違う評価を受ける。
同じ話題で参照している研究
- 社会的役割理論(理論・レビュー・1999)
多くの性差は、男女が占める社会的役割と、そこで期待される振る舞いから説明できる。役割配置が変われば性差の大きさも変わる。
書誌情報
Endendijk, J. J., van Baar, A. L., & Deković, M. (2020). He is a stud, she is a slut! A meta-analysis on the continued existence of sexual double standards. Personality and Social Psychology Review, 24(2), 163–190.