性の二重基準
Sexual Double Standard · 社会心理学 / ジェンダー規範
何を言っている理論か
同じ性的な振る舞いが、男性と女性で違う評価を受ける。
心理学のどこにあるか
性の二重基準という概念自体は、1960年代の社会学で性規範を分類する研究から使われてきた。その後、心理学の実験や調査で繰り返し検討され、存在するという結果と、もう薄れたという結果が混在する状態が続いた。この論文は、そこまでの研究を統合して全体としてどうなのかを見た統合研究です。
研究の性質と注意
99研究・123,343名の統合で、伝統的な二重基準の存在が確認された。測っているのは評価と期待という社会的認知であって、当人たちの内的な欲求の差ではない。
この理論の主要な研究(1本)
- 性の二重基準(メタ分析・2020)
男性の活発な性行動のほうが、期待されやすく、肯定的に評価されやすいという伝統的な二重基準の存在が確認された。
Endendijk, J. J., van Baar, A. L., & Deković, M. (2020). He is a stud, she is a slut! A meta-analysis on the continued existence of sexual double standards. Personality and Social Psychology Review, 24(2), 163–190.
この理論を使っている悩み(1件)
- 同じ行動が、男女で違う評価をされる 強い
同じ性的な振る舞いが、男性と女性で違う評価と期待を受ける。統合された証拠がある。