脆弱性・ストレス・適応モデル
Vulnerability-Stress-Adaptation · 社会心理学 / 結婚研究
何を言っている理論か
関係の行方は、個人の持つ脆弱性・降りかかるストレス出来事・二人の適応プロセスの相互作用で決まる。
心理学のどこにあるか
結婚研究には、二人のやりとりの仕方を観察する行動的な系譜と、もともとの個人差を重く見る系譜が別々にあった。この論文は、それまでの縦断研究を集めて、どちらか一方では説明しきれないことを示し、脆弱性・ストレス・適応の3つを組み合わせる枠組みを提案したものです。
研究の性質と注意
縦断研究のレビューから提案された枠組み。単一要因で関係の行方を説明しようとする発想への対案になっている。
この理論の主要な研究(1本)
- 結婚の質の縦断研究レビュー(レビュー・1995)
関係の行方は単一要因では決まらず、個人の脆弱性・ストレス出来事・適応プロセスの相互作用として捉えるべきだと提案した。
Karney, B. R., & Bradbury, T. N. (1995). The longitudinal course of marital quality and stability: A review of theory, method, and research. Psychological Bulletin, 118(1), 3–34.
この理論を使っている悩み(1件)
- 喧嘩の仕方で別れが予測できるのか そこそこ
会話のパターンと関係の行方に関連はある。ただし有名な「高精度で予測」の数字は、当てにいった予測ではなく、結果を知った後の当てはめから出ている。