結婚の質の縦断研究レビュー
レビュー・1995年・Psychological Bulletin
この研究は何をしたか
結婚の満足度と安定性を追跡した縦断研究を横断的にレビューし、理論と方法の問題を整理した。
何が分かったか
関係の行方は単一要因では決まらず、個人の脆弱性・ストレス出来事・適応プロセスの相互作用として捉えるべきだと提案した。
読むときの注意
レビュー。個別の予測力を保証するものではない。
この研究が置かれている文脈
結婚研究には、二人のやりとりの仕方を観察する立場と、もともとの個人差を重く見る立場が別々に発展していた。この論文はそれらを1本の枠組みにまとめる提案として引かれることが多い。提案された枠組みは、その後の縦断研究の設計に広く使われています。
この研究が根拠になっている悩み(1件)
- 別れる二人は最初から決まっているのか 弱い
初めの条件だけでは決まらない。もともとの弱さ・降りかかるストレス・その対処、この3つの組み合わせで決まると考えられている。
関係する理論
- 脆弱性・ストレス・適応モデル(社会心理学 / 結婚研究)
関係の行方は、個人の持つ脆弱性・降りかかるストレス出来事・二人の適応プロセスの相互作用で決まる。
書誌情報
Karney, B. R., & Bradbury, T. N. (1995). The longitudinal course of marital quality and stability: A review of theory, method, and research. Psychological Bulletin, 118(1), 3–34.