愛の三角理論
Triangular Theory of Love · 社会心理学 / 愛の類型論
何を言っている理論か
愛を「親密さ」「情熱」「コミットメント」の3成分に分解し、その配合で愛の種類を記述する。
心理学のどこにあるか
1970年代の「愛を分類する」研究の系譜にある。Rubin が好意と愛情を別の尺度に分け、Hatfield らが情熱的な愛と伴侶的な愛を区別した。その流れを3成分の配合として整理し直したのがこの理論。提唱者の Sternberg はもともと知能の研究者で、複数の成分の組み合わせで人の特性を記述するという発想はそちらと共通している。
研究の性質と注意
愛を単一の量ではなく成分の配合として見る枠組み。分類のための道具であって、どうすればどの成分が増えるかを示すものではない。
この理論の主要な研究(1本)
- 愛の三角理論(理論・1986)
3成分が揃うと完全な愛、情熱だけなら心酔的な愛、というように、愛を単一の量ではなく成分の配合として捉える。
Sternberg, R. J. (1986). A triangular theory of love. Psychological Review, 93(2), 119–135.