愛の三角理論

理論・1986年・Psychological Review

この研究は何をしたか

愛を「親密さ」「情熱」「コミットメント」の3成分に分解し、その組み合わせで愛の種類を記述する枠組みを提示した。

何が分かったか

3成分が揃うと完全な愛、情熱だけなら心酔的な愛、というように、愛を単一の量ではなく成分の配合として捉える。

読むときの注意

分類の枠組みであって、どうすればどの成分が増えるかを示すものではない。

この研究が置かれている文脈

この論文が出た当時、愛はすでに複数の型に分けて捉える方向で研究されていた。好意と愛情を別のものとして測る尺度や、情熱的な愛と伴侶的な愛を分ける考え方が先にあり、この論文はそれらを3つの成分の配合として整理し直したものにあたる。3成分を測る尺度はのちに用意され、多くの調査で使われている。ただしこの論文自体は枠組みの提示であり、成分をどう増やすかという実践は扱っていない。

関係する理論

  • 愛の三角理論(社会心理学 / 愛の類型論)
    愛を「親密さ」「情熱」「コミットメント」の3成分に分解し、その配合で愛の種類を記述する。

書誌情報

Sternberg, R. J. (1986). A triangular theory of love. Psychological Review, 93(2), 119–135.

次に読むなら

連絡が途絶えたときに言われる助言を、原典まで遡って全部確かめた記事があります。このサイトと同じ4段階で判定しています。無料部分に、結論の表と、判定の4段階と、探し方の手順を全部出しています。

音信不通のときの助言を、原典まで全部検証した(note)

11月23日20時まで500円(通常2,980円)。

新しい検証は note で出しています。note.com/koinokyori

恋愛の俗説を、心理学の原典まで遡って確かめています。
根拠の強さを書けない主張は、このサイトでは扱いません。