書くことの効果
実験・1986年・Journal of Abnormal Psychology
この研究は何をしたか
つらい経験について数日間、感じたことを書き続ける手続きを作り、その後の状態を比べた。
何が分かったか
出来事と感情の両方を書いた条件で、その後の状態に違いが見られた。誰かに話さなくても、言葉にすること自体に変化があった。
読むときの注意
標本は小さく、効果の大きさも一定ではない。この手続きが誰にでも効くという意味ではない。 つらさが強いときは、書くことが負担になる場合もある。
この研究が置かれている文脈
書く手続きの研究はここから始まり、その後多くの追試が積み重なっています。効果は報告されていますが、大きさについては議論が続いています。
関係する理論
- 言葉づかいの同調(計算言語学 / 関係研究への応用)
助詞や代名詞といった機能語の使い方がどれくらい揃っているかが、関係の始まりと続きやすさと関連する。
書誌情報
Pennebaker, J. W., & Beall, S. K. (1986). Confronting a traumatic event: Toward an understanding of inhibition and disease. Journal of Abnormal Psychology, 95(3), 274–281.