1歳と19歳の愛着の判定の一致は .27
メタ分析+数理モデル・2002年・Personality and Social Psychology Review
この研究は何をしたか
乳児期の愛着の安定性に関する研究を集め、時間がたつと一致がどう変わるかを、複数の数理モデルで比べた。大学のサイトで本文を確認。
何が分かったか
12か月ごろと19歳ごろの判定の一致は、5つの標本(計218人)で重み付き相関 .27(個々の研究は −.14〜.50)。よく知られる .39 は観測値ではなく、最もよく当てはまったモデルが予測する下限。
読むときの注意
測っているのは安定か不安定かの判定で、恋愛の回避の目盛りではない。標本が小さく、研究ごとのばらつきが大きい。
この研究が置かれている文脈
幼いころの愛着がそのまま大人まで続く、という見方の検証です。一致はあるが中くらいより弱く、研究によってばらつきました。
書誌情報
Fraley, R. C. (2002). Attachment stability from infancy to adulthood: Meta-analysis and dynamic modeling of developmental mechanisms. Personality and Social Psychology Review, 6(2), 123–151.